[アナデジ写真記]
2022/12/17
―カメラ選びの旅② フルサイズの誘惑―
前回にお話した通り、カメラに求めることはズームできること。そんな訳で、性能的にもキットレンズの性能的にもX-S10と決めていた。しかし、それからもあれこれ調べるうちにフルサイズの画質の余裕さや明るさからフルサイズのカメラがより良いのではとの考えても頭に浮かんできてしまった。
これまではひたすら望遠側で撮っていた私もいつの間にか標準域で撮るようになってきた。換算後で100mmを超えることはなくなって、40-70m程度の画角で撮ることがほとんどになっていた。最近では28mmとかで撮ることも多くなっていたので、APS-CやMFTよりも広角に強いフルサイズのカメラにしようと考えた。望遠はFinePixで撮れるからね。
f/3.6 1/1300秒 64mm相当 Fujifilm-S6000fd
それに、夜などの暗いところでもより明るく写せると言われているので、後々のノイズ処理とかを考えるとフルサイズが良いのかなと。
と言うことになってNion-Z6iiが現実的が最も入手可能だと思ったので、ひとまず梅田のヨドバシカメラへ触りに行くことに。触ってみた感じで、シャッターフィーリングが心地よくて写真を撮っているという満足感を与えてくれると思った。Z7iiにすれば4000万画素の画質を手に入れられるが、私の資金力ではまず無理だろう。
f/8 1/300秒 100mm相当
レンズはキットレンズの28-70mm F4の所謂小三元レンズがあるが、これは買わずに28-70mm F2.8を初めから買おうと考えていた。これだと総額で40万円近くなるため、かなり厳しいことは間違いないが、ひとまずこれを目指すことにした。
しかし、この後に大きく方針を転換することになるとは…
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