[アナデジ写真記]
毎週だいたい金曜日に更新するblog。
2023/1/13
―カメラ選びの旅③ フィルムカメラへ―
年を跨いでしまったカメラ選びの話題。
フルフレームの余裕さに惹かれてZ6iiを買おうと考えていた私だが、さらに進路を変更することになる。原因は2つ。一つ目はミラーレスのOlympus E-M1 mark IIIを触る機会があったこと。二つ目は押入れの中からMinolta α3xiを発見したこと。
Olympus-E-M1markIIで撮影。実はE-M1markIIも使える状況にある。
少し前に出たモデルとは言え,今のカメラを外で実際に使えたのは大きかった。私のデジタル機はFinePixのみだったので,高速で正確なAFや連写は初めての体験だった。FinePixだとAFが遅いので,写真を撮ろうとすると「うーん,パシャ」という感じだが,E-M1だと「シャッ,シャッ」という感じだった。
フレーミングさえしっかりとすれば失敗なく撮れると思うのだが,今まで鈍臭いカメラを触っていたので写真を撮っている気がしなくていけなかった。どうしても「撮ってもらってる」ように感じてしまう。なので,「ちょっと違うかな」と思った。
minoltaα3xi
初めてのフィルムで撮ったお気に入りの写真。お坊さんが良い所にいた。
二つ目のα3xiはフィルムカメラなので,これも触れた経験は大きかった。フィルムは36枚しか撮れないのでこれまで興味なかったが、発掘してみるとminoltaだったので物珍しさから使ってみることにした。36枚しか撮れないので、ものすごく気を使って撮る。すると,あまり変な写真は撮らないので,見直す作業も楽だった。古いカメラなので,AFもおっそいし,露出くらいしかカメラ側でやってくれない。撮った写真も現像しなければ確認できない。撮るときの楽しさは自分でやることが多いのでより楽しく、見るときの楽しみの「二度おいしい」ってやつだった。
minoltaα3xi
灯りが西を示すようになった。
そういうわけで、これまでの計画を全部なしにして方針を転換することにした。そんなこんなでフルマニュアルのNewFM2を買うことにした。はじめは失敗したかなと思ったが、慣れてくると上手くなるところが大きいのでNewFM2にして良かったなと思っている。
このような経緯でフルマニュアルのNewFM2になってボディは決まった。あとはレンズについて1回目だけ続けて終わろうと思う。