[アナデジ写真記]
毎週だいたい金曜日に更新するblog。
2023/1/20
―ミラーレスカメラで感度分の16―
今回はOLYMPUSのマイクロフォーサーズミラーレスカメラ、E-M1 MarkIIを借りる機会があったので、いつものFM2ではやりにくい撮り方を試してみた。
感度、絞り、シャッター速度を変えずに固定露出で撮影した。フィルムでは高くてすぐにはできないので、デジタル機で試してみた。今回は感度を200、絞りは8、シャッター速度は1/200で飛びすぎるときは1/250にした。
これは渡辺さとるさんがYoutubeで話されていたもので、面白そうなので試してみた次第だ。本来は絞りを16にして、シャッター速度を1/感度にする。そこからマイクロフォーサーズなので2絞り暗くなることを考慮。絞りを8にしてちょうど良かった。
場所はいつもの奈良。春日大社から二月堂を回って大仏殿へ。掲載した写真はすべてjpegの撮って出し。
F/8 1/200 ISO200 春日大社表参道
F/8 1/200 ISO200 春日大社表参道
F/8 1/200 ISO200 春日大社表参道
F/8 1/200 ISO200 春日大社表参道
こんな感じで日の当たるところだけ写って、影になったところは黒く潰れる。木漏れ日は特に陰影がハッキリしていて良かった。このまま春日大社をお参りしてから二月堂へ。
F/7.1 1/250 ISO200 春日大社
やけに明るいなと思ったら,指が当たったのか絞りが7.1になっていた。
F/7.1 1/250 ISO200 二月堂の近くの土産屋
F/7.1 1/250 ISO200 二月堂
F/7.1 1/250 ISO200 二月堂
F/7.1 1/250 ISO200 二月堂
F/7.1 1/250 ISO200 二月堂
F/7.1 1/250 ISO200 二月堂裏参道
やはり陰影がはっきりして美しい。ただし,完全に太陽光に照らされていると白く飛んでしまうので,シャッター速度をだいぶ速めないといけない。F7.1 1/500 ISO200 東大寺大仏殿と中門
こんな感じで,フィルムではやりづらい遊びをデジタルカメラで実践してきた。やはりマイクロフォーサーズなので,小さくて軽いことが何よりも良かった。FM2にDレンズの28-70 F2.8を付けると重くなり過ぎるので,この軽さは正義である。
写真を楽しく撮りたい人や望遠が大好きな人には非常に向いているカメラだろう。ぜひ触ってみてほしい。