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カメラを持って"世界"を歩こう。

[アナデジ写真記]

毎週だいたい金曜日に更新するblog。

2025/5/30

フィルムカメラと紫陽花

前回のお話

 早い株はぽろぽろ紫陽花が咲き始めた。茎の先についている皿のような蕾は十分な大きさになってきて後は花が開くのみ。

 紫陽花は蒸し暑くて陰鬱な梅雨の唯一の楽しみ。日陰でも綺麗な花を付けるので私の一番好きな花だ。土壌によって色が変わるので浮気者の象徴ともされるが、その場に適応することは現代において最も大切な力であるので、良く受け取って良いのではないかなと思う。もう少しで紫陽花の季節ということで、今までにフィルムカメラで撮った紫陽花の写真をひとまとめにしてお見せしたいと思う。

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 まずはFUJIFILMのSUPERIA PREMIUM400で撮ったものから。紫が非常に美しく、富士フイルムらしい濃厚な緑色。その辺の紫陽花からあじさい園まで美しく撮れた。カメラは全てNewFM2でレンズはAi Nikkor 50mm f/1.4S。

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 次はKodakのUltraMax400。アルバムを見ていたら私の紫陽花の写真は大部分がUltraMaxで撮ったものだった。こちらもカメラ、レンズともに同じ。

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 PORTRAと違って廉価フィルムであるが、十分に美しい描写。緑の葉はしっとりしていて梅雨のしっとりした空気感が出ていると思う。

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 その辺の紫陽花を挟んで長谷寺。長谷寺は牡丹のイメージが強かったが、現在では紫陽花の方が有名なようで検索をかけても紫陽花が先に出てくる。昨年私が見に行ったときは少し早かったようで蕾が多く、斜面一面とはいかなかった。

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 とはいえ、これでもそれなりには咲いていたので十分楽しめた。ポスターにもなっている階段に置かれた鉢植えは咲いているものだけ集めたのか既に満開であった。ただ人があまりにも多いし、スタンプラリーをしても仕方がないのでスルーし、各所の手水に置かれた鉢植えを楽しむことに。

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 以上が手元にある写真の全て。梅雨は湿気が多くて過ごしづらく、雨も多くて写真を撮りにいけないが、唯一の楽しみである紫陽花を今年も愛でたいと思う。あじさい園に行かずとも割とあちこちに植えられている花であるので、自宅の周辺だけでも十分楽しめるだろう。

 それでは今週はここまで。今週も皆様にとって良き週末となりますように。

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