[アナデジ写真記]

毎週だいたい金曜日に更新するblog。

2023/3/10

―志賀高原スキースナップ②―

前回のお話

降り続く雪は次の日になっても振り続け、圧雪された雪面はすぐに新雪のバーンへと戻していった。雨のせいでカチコチになってしまっていたのだが、2回圧雪車で踏んでいるのでだいぶ柔らかくなっていた。

しかし、昼からになるとシュプールの上にさらに雪が乗るのでモコモコ、ボコボコの斜面になってしまい、かなり体力を消耗するように。きれいなところをよって滑ったり，コブを蹴散らして滑って残りの時間を過ごした。

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最終日になると雪は完全に止んで快晴となった。できることならもう少し早い段階で晴れてほしかったが...前日までの大雪で木々は真っ白で、雪面も粉雪コンディション。”白銀の世界”に包まれて最終日のスキーを楽しんだ。

圧雪されたバーンの上には新雪がトッピングされ，雪煙を上げながら滑り降りてゆく。眺望の良い所に行けば遠くに北アルプスの山々が望め，手前には信州中野の街並みが広がっていた。

標高の高い所は細い枝にも霧氷がついて真っ白な木になっていたのだが，標高が低くなると針葉樹だけが白い木になっていた。遠くから森の様子を眺めると，モサモサした落葉樹の中に白くコーティングされた針葉樹がその輪郭を輝かせて立っている。

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以上が私の長いスキー旅行であった。週一回の投稿なのですっかり春になってしまった。温暖化の影響か毎年春の訪れが早くなっているような気がするのは私だけだろうか。梅を撮ったフィルムも現像から返ってきているので次回からご紹介したいと思う。

関西は明日も良い天気になるそうだ。それでは良き週末をお過ごし下さい。

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