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カメラを持って"世界"を歩こう。

The blog of travel and photo life taken with NewFM2.

[アナデジ写真記]

毎週だいたい金曜日に更新するblog。

2023/1/27

―カメラ選びの旅④ レンズ―

前回のお話

NewFM2を買うことにしたので,レンズは定石でAi Nikkor 50mm f1.4Sにすることにした。古いフィルムカメラを買うときは大体50mmの単焦点レンズになると思う。これまでは単焦点のレンズは使ったことがないので,ズームできないことが不安であったが,やはりちょうど良い画角で非常に使いやすかった。何よりも小さいという単焦点の恩恵を受けられるので軽くて外に持ち出しやすかった。

FM2で初めて撮った写真。マニュアルフォーカスが難しかった。

ただ,何本か撮影していく中でもっと広い画角で撮りたい時が出てきた。望遠側は意外と50mmで満足できるのだが,ファインダーを覗いたら「近いな」と感じることが結構多かった。後ろに下がれば良いのだが,スペースが限られていたり,間に人が入ってきたりするため限界もあった。

35mmとかの広角な単焦点を買い足そうかと考えていたのだが,思っていた以上に値段が高い...なので諦めていたのだが,ふとYoutubeを見ていると説明はされなかったがNikonのフィルム機に大きな黒いレンズを付けている人がいるのを見た。少し調べてみると,昔のDレンズと呼ばれるレンズには絞り環が残っていたようだ。

それが分かるとDレンズに狙いを絞ってカメラのキタムラで探して見た。すると,あった... 28-70mm F2.8の大三元レンズを見つけてしまった...8万円も出して中古のカメラとレンズを買ったばっかりなのに見つけてしまった。しかも,”良品”。少し悩んだ後,次見つかるかはわからないので買ってしまった。
というわけでFM2に付けた状態がこれ。

うん,見た目が最悪。これぞまさしくキメラ。50mmの単焦点を付けているとオシャレに思えるのだが,これはいけない。ニコンDに付けるとカメラが大きいので様になると思うのだが,FM2では華奢すぎる。あと,マウントが薄いので首からぶら下げるのが怖く,常にレンズを持っている。

このキメラセットで奈良と先日の大雪の京都を歩いていたのだが,重かった。OlympusのE-M1 MarkIIも一緒に持っていたので何だか本当に重かった。デジタルのレフ機を持っている人には「それくらいで重いとか言うなよw」と言われそうだが,プラボディのカメラしか触って来なかった私には重かった。プラボディはちゃっちいが,軽いのであれはあれでいいかな...?

というわけでレンズまで追加で買ってしまった話だったが,現状はこれで満足している。以上,私のカメラ選びのお話であった。誰に需要があるのか分からない話だが,見てくれた人,お付き合いいただきありがとうございます。

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