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[アナデジ写真記]

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2022/9/24

―白馬4日間の旅,1日目―

夏も終わりの気配を見せ始めた9月初旬に白馬村へ3泊4日の旅行に行ってきた。宿代を抑えるために全て平日になるよう日程を調整した。呑気な大学生だからこそできる日程で,今年でこのステータスを手放さねばならないことが寂しくなってきた。

白馬までの夜間走行

さて,今回は初めて車で自走していく旅行だった。夜の奈良公園を走り,県庁東交差点を右折して国道169号線を南下。そして天理ICから名阪国道へ滑り込む。初めての長距離移動であったため念のため御在所SAをよりつつも,結局寝られず再出発。その後順調に名二環,名古屋高速16号線に入り,一宮ICへ向かったのだった。

ここでまさかの問題が...。一宮ICが工事中でランプウェイが閉鎖されていたのだ。仕方なく次のICで降りたものの,一般道からも高速にも上がれなくなっていた。しばらく名古屋の街を彷徨い,11号小牧線から上がって小牧ICから東名高速に入る。小牧JCTを左に曲がり,片側一車線規制に苦しめられつつも無事に恵那峡SAに到着。またしても寝られず出発した。

しかし,神坂トンネル,恵那山トンネル,網掛トンネルと連続するトンネル(恵那山トンネルは長大トンネルで全体が8600m程度ある。)で眠気に襲われ,潜り込むようにして阿智PAに停車する。一瞬で眠れ,25分ほど寝ていた。

再び走り出し,直線的で変化が少ない伊那谷を縦断し,岡谷JCTを左に曲がり,いよいよゴールが見えてきた。みどり湖PAで15分休憩し,安曇野ICを目指す。
高速を走り切り,高速を降りてから給油。ここまででほとんど全ての燃料を燃やしてしまった。タンクを満タンにして,最後の力で千国街道を北上し,仁科三湖を左に見ると,いよいよ白馬だ。6時に「道の駅白馬」に到着した。

朝食を買った会染のファミリーマート。農協が経営しており,品ぞろえが一味違う。地元の弁当屋さんのサンドイッチを購入。白馬へ行くときは必ず寄るようにしている。

姫川源流自然探勝園

7時まで睡眠し,だらだらと朝食を取り,姫川源流自然探勝園に向かうことにした。花の季節でもなく,紅葉の季節でもないため見どころは少ないが,地面から水がわき出し川となって流れ出す様子は素晴らしかった。

図書館での調べ物と村の散歩

時刻が9時を過ぎ,図書館が開くと調べ物のために入館。4日間の旅行であるものの,前半の二日はタスクがあるため村を徘徊する時間はあまりなかった。とはいえ,集中力が切れてくるからと言い訳しつつ,カメラを持ってウロウロし始めた。

天気は芳しくなく,山が雲の合間に見え隠れする。結局のところ山頂は見えない。村役場の周辺は3年前の旅館バイトをしていた頃に目星をつけており,順番に回っていく。私が思うにJR白馬駅と村役場のあたりが最も山が美しく,かつ高く見えるのではないかと思う。9月の頭であるが既に大きく育ったキバナコスモスが満開になっており,オレンジ色が雲に見え隠れする山に彩を添える。

さらに道を進み,松川の扇状地上を流れる木流川に沿って上流の方へ歩いていく。この川はどうも人工の川で,元々は農業用水のようだ。とくに魅力的な撮影スポットがあるわけではないが,水の流れる音や木陰が非日常さを感じさせる。
そして再び図書館へ戻って勉強の続きに取り掛かる。自宅から遠く離れた場所で何かを調べて勉強するのも歴史小説家にでもなった気分で,これも一興である。

宿へ

とは言いつつも,スタミナが持たず4時頃に切り上げて予約した岩岳の宿「切久保館」へ向かう。夕食までダラダラと過ごし,6時半に食堂へ向かう。宿での食事は某ウイルスによって久しぶりで,いつもよりゆっくりな食事になった。その後で風呂に入ったのだが,急に疲れが出てしまい,速攻で布団へもぐって1日目は終了だ。

ロビー
自販機の奥がラウンジになっており,くつろげる空間になっていた。

部屋の窓から。

二日目へつづく

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