[アナデジ写真記]
毎週だいたい金曜日に更新するblog。
2024/11/1
なんだかんだFM2は良いカメラ。
今回はFM2にKodakのUltraMaxを詰めて奈良公園に行ってきた。奈良公園はカメラを買ったりレンズを買ったら必ず行くようにしていていわば試験地みたいにしている場所だ。奈良公園には鹿がいるので動物も撮れるし、飛火野ではネイチャー、東大寺や春日大社ではスナップと基本的に何でも撮れる。それに私が買った初めてのカメラであるFM2で最初に撮ったのは奈良公園なので、なんとなく機材を買ったら奈良公園に向かうことにしていた。
そうやって最初の撮影地を固定してるとそのカメラやレンズの使い心地が非常に分かりやすく、個人的にはすごく気に入っている。
さて、今回は特に何かを買った訳では無いが、FM2を持って奈良公園に行ってくることにした。フィルムの前半を既に使っていたので残りを使い切ることにしたのだ。
既に写真が出ているが、飛火野を通って浮見堂へ向かう。富士フイルムの感度400のフィルムは実質的に消滅してしまい(FUJIFILM400はKodak製という説が有力である。)、代替としてUltraMaxを使うことにしたのだが、これが非常に良かった。もっと青く被った乱暴な写りをするというイメージを持っていたが、実際はそんなことはなかった。草原の緑も淡い空の色も非常に好感的である。
浮見堂の高欄や柱の木の色も温かみがあって美しい。
春日大社の参道に向かうと鹿がいた。初めてFM2を使ったときは鹿を撮ると必ずピンボケであまり綺麗に写せなかったが、ずっと使っているとしっかり合焦できるようになった。
灯籠に木漏れ日が落ちる。
ほどほどに歩いて猿沢池の方に戻る。
他のカメラを買ってあちこち撮って周ったりしているが、やはりFM2は重さも適切で金属ボディの感触はやはり素晴らしい。D780やF2も金属ボディであるが重すぎるし、PENTAX17は裏蓋がプラスチック製である。その代わりにF2は重いが重厚感は抜群で大排気量のスポーツカーに近いような印象で、D780はコンパクトカーのように街中でも山道でも行けるし燃費もいいといった感じ。PENTAX17は小型なスポーツカーのようにパワーこそ小さいものの軽くて取り回しは抜群で、使う楽しさも届けてくれるようなイメージである。
それぞれ別々の良いところと欠点があるが、FM2はバランスが非常に良い。重すぎないが、重厚感がないわけではない。それに各種部品の配置も良いので使いやすい。そうしたことを改めて実感した。
そんなことを思っていた7月だったので夏はほとんどの写真をFM2で撮って、後はPENTAX17の試し撮りだった。F2の稼働率が低めだったので秋からはF2もしっかり使っていきたいなと思っている。そんな話はまた後ほど。今回はここまで。皆様にとって良き週末となりますように。
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紋切り型の写真系の動画を作ってみました。初めての投稿なのでどうか分かりませんが、ぜひ笑