[アナデジ写真記]
毎週だいたい金曜日に更新するblog。
2024/4/12
一眼レフを持って桜を撮りにゆこう。
先週末は両日ともに桜を撮りに出かけた。土曜日は奈良の宇陀へ行き、日曜日は丹波篠山へ出かけた。宇陀へはNikonFM2にMARIXのリバーサルフィルムを詰めていたのでその結果は未だにわからない。
一方の日曜日はNikonD780を持って出かけた。今回は日曜日の丹波篠山の写真を使って記事を書くことにした。
前回のお話
土曜日ですでに疲れ切っていたので、出発はゆっくりで10時になってようやく家を出た。梅田・十三を抜けて猪名川を遡り、一庫ダムの知明湖を右に見てひたすら北上。天王峠を越えたらひたすら道は下る。
下り終えて平野に出たらR173からR372に乗り移るとすぐに篠山のある平野に出る。周囲を見るとあちこちに桜の淡い色をした木々が植えられている。冬を越して薄い緑をした田んぼに青い空。その間にポツポツと桜が彩っていた。
しばらく進むと篠山川が北からやってくる。堤防上には連なるように桜が植えられており、桜の隊列は国道と並行するように進んでいる。
すでに時刻は13時になってしまったので、食事にすることにした。篠山城跡の近くにある中華料理屋へ。大したことないだろうと半チャンにはせずに焼き飯とラーメンを頼んだ。予想に反してかなりの量が出てきた。正直焼き飯だけで十分だとは感じたものの、なんとか完食。なんやかんやで目の前にあれば食べられるものだ。
腹を満たしたら、篠山川の土堤へ。川沿いにはひたすら桜が植えられているので人が集まることはなく、のびのびとできた。
足元にもたくさんの草花たちが花を咲かせて色とりどりだった。
私は気づかなかったのだが、老木になった桜に比べて若い桜は色が白いようだ。花びらが薄いのか、遠目に見ても若木は白いように見える。
しばらくすると親子連れがやってきた。土手の下の畦道を自転車でゆく人や歩いてゆく人もいた。
程々にして今度は般若寺の1本桜へ。これも篠山川の土手にある。根本で幹が2本に分かれ、可愛らしい樹形だった。
横には橋が架けられており、この橋から眺めるとよく見える。木の下にはツーリングを楽しむライダーが桜と愛車の写真を撮っていた。暑くもなく、寒くもなく、非常に気持ちが良さそうだ。
一通り撮ったらR173に戻り、篠山川のさらに上流にある並木へ。
ここの並木は樹齢も十分にあって、なかなかの見応えである。制限速度の50km/hで走ればゆっくりと流れる桜を楽しめる。
対岸から見てもなかなかの光景である。
日はすでに傾いており、温かな色の光が車体を照らす。次の日は仕事なのでこのへんで帰ることにした。
今まで篠山にはまともに行ったことがなかったが、ゆったりとした空気の流れる良いところだった。あちこちに桜があるので人は分散するし、有名スポットという訳でもないので静かだ。来年はお弁当を持って行こう。
さて、今週はここまで。皆様にとって良き週末となりますように。