[アナデジ写真記]
毎週だいたい金曜日に更新するblog。
2023/5/12
-大阪の下町モノクロスナップ-
フィルムを買いに近鉄奈良線沿いを布施から日本橋まで自転車で走ってきた。通算で30kmくらい。半日で走るにはちょうど良い距離であった。
フィルムを買いに行くという目的がありつつも、カメラを持って行ってきた。久しぶりにHP5+を詰めて。少し前まで¥1000以内で買えて重宝していたのだが、¥1300まで値上がりしてしまい、一気に使いにくくなってしまった。HP5+ばかりを自家現像して安くあげようと思っていたので、算段が外れてしまった。
薬品は既に買っていたので、しっかり自家現像した。まだ2本目なので品質はイマイチである。
まずは布施の「ミカサカメラ」に行ったので、商店街から。
商店街が廃れてゆく中、この商店街は活気を保っていた。フィルムも無事に入手できた。
次は桃谷にカメラ屋があることを確認していたのでそのまま細い道を西へ向かう。たしか布施だったように思うが、場所は不明。
西に進むにつれてより一層下町感が増してゆく。今里は戦前から都市化されており、連続的な市街地の端に位置していた。布施より東は近鉄線ができてから駅の周辺が次第に市街地化したが、駅から離れたところの開発は戦後まで待つことになる。
真っ直ぐな通り。遠くにマンションが見える。
鶴橋まではすぐで、気づいたら着いていた。未だに戦後のような雰囲気を漂わせていて、下町の総本山といった様子だ。脇道から商店街に入ると、単なるアーケードではなく、鉄骨剥き出しの三角屋根であり、戦後を彷彿とさせる。
しばらく商店街を進み、適当なところで大通りへそれた。追い風となっていたので、自転車は軽々と加速し、自動車と同じくらいの速度で進めた。
今度は桃谷中央商店街へ。フォトステーション桃谷店でさらにフィルムを調達した。2軒目になったがvelviaを入手できなかったので、さらに進むことにした。
次は上本町。高校が上本町から徒歩圏内であっため、受験期には予備校へ通うためによく来たものだ。当時から少しだけ変わっていた。
フィルムは「うえろくカメラ」で購入。お目当てのvelviaは手に入らなかったがHP5+が価格改定前の値段で手に入った。試しにDELTA400も購入。
このあと日本橋まで走ったが生憎のお休みであった。すでに¥7000も使ってしまったので諦めて帰宅することに。日本橋から中の道を抜けて本町へ。農人橋から船場を見るとたくさんの高架道路とその柱が何本も立っていた。
それでは、今回はここまで。今週も皆様にとって良き週末となりますように。