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カメラを持って"世界"を歩こう。

[あなでじ写真記]

毎週だいたい金曜日に更新するblog。

2022/10/21

二つの棚田,二つのフィルム―長谷の棚田編―

前回のお話

 秋も深まり、関西ではいよいよ紅葉が始まりそうだ。少し前の話になるが、今年は秋の棚田2箇所を2つのフィルムで撮ってきた。

 一つは大阪の長谷の棚田をfujicolor100で、もう一方は奈良は飛鳥の阪田の棚田と稲渕の棚田をKodakのGold200で。飛鳥には稲渕、阪田と上の3つの棚田があるが、連続している。航空写真で見ればものすごく大きな面積が棚田になっていることがわかる。

 長谷の棚田へ

 それでは今回はfujicolor100を使った長谷の棚田から。カメラはminolta-α3xi。9月の中旬で稲刈りの始まる頃だろうと考えていたのだが、InstagramやらTwitterやらで調べると行こうとしている日の3日ほど前には既に始まっていることに気づいた。白馬でもやっと稔ったという頃なのに大阪でもう刈り取るようだ。北摂の冬は寒いがここまでとは...半ば金色の稲穂は諦め気味であるがとりあえず行ってみることにした。

 池田からR173を北上し、知明湖の湖畔をトンネルと橋を交互に走って再び大阪府に入ると能勢町だ。棚田の麓の水田は既に稲刈りが済んで寒々しい光景になっていた。さて、肝心の棚田は…やはり刈り取られていた。

 一応はいつもの撮影スポットに行ったがダメだった。今回はボツか…とトボトボと山を下ると、少しだけ咲いている彼岸花に目が留まった。前が開けていて、茅葺き民家もあるので手前の白い花を前景にボカしてしまって、後ろに茅葺屋根を配置した。

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 稲はないが、これはこれでいいではないか。今度は彼岸花は入れず、もの寂しい田んぼをそのまま縦構図で切り取ってみる。日本の原風景って感じで昔の写真によくありそう。

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 稲はないが、これはこれでいいではないか。今度は彼岸花は入れず、もの寂しい田んぼをそのまま縦構図で切り取ってみる。日本の原風景って感じで昔の写真によくありそう。

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 さらに山を降りて、来年の撮影スポット探しも兼ねていつもよりも歩く。ここはInstagramで投稿されているのを見て、地図から目星をつけていた場所だ。曲線が美しい…。既に焼かれている部分と籾殻を撒いただけの場所とで色が分かれていて、ある意味ベストタイミングだったかもしれない。

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 曇っていた空から太陽が現れ、一気に彼岸花の赤が輝くようになる。

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 稲刈りが済んでしまって落胆気味であったが最終的にはそれなりに撮れて、彼岸花にも巡り会えたので良い日になった。太陽が出てきたので、車に戻ってダラダラと帰ろう。次は来年の田植えのシーズンかな?雪が積もればまた来るかもしれないが。

 飛鳥編につづく

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